戦場のピアニスト◇感想 一番心に残ってる場面が上の写真の場面である・・。 隠れ家で敵に見付かってしまうのだが、敵の人が心ある人だったために、 ピアノを弾いて一命を取り留める事が出来た・・というところだ。 それまでは、人殺し・暴力・血・罵声・飢え・・・人間として最低の場面ばかりで 嫌気がさしていたが、この場面でショパンが聴けたときには、心からほっとした。 ◇ジャンル : 社会派ドラマ 2003/02/15公開 製作年 : 2002年 製作国 : ポーランド=フランス 監督 : ロマン・ポランスキー原作 出演 : エイドリアン・ブロディ/トーマス・クレッチマン/フランク・フィンレイ/モーリーン・リップマン/エド・ストッパード ◇内容 1940年、ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻した翌年、ユダヤ系ポーランド人で、ピアニストとして活躍していたウワディク・シュピルマンは家族と共にゲットーへ移住する。ゲットー内のカフェでピアニストそしてわずかな生活費を稼ぐも42年にはシュピルマン一家を含む大勢のユダヤ人が収容所へ送られた。だが運命の悪戯か、ウワディク一人が収容所へ連れられる人々の列から外れ、収容所送りを逃れることができた。しかし彼にも、生きるも地獄捕まるも地獄の日々が始まる…。 『ローズマリーの赤ちゃん』や『チャイナタウン』、『テス』で知られるロマン・ポランスキー監督が、実在したポーランド人ピアニスト、シュピルマン氏の自伝に、自身もポーランド人でありゲットーから脱出し戦争を生き延びた苛酷な体験を重ね合わせて撮ったのが『戦場のピアニスト』。ナチスの残虐な蛮行にも派手な演出をさけ、ありのままに描いているところがまたリアルで見ている者に恐怖を与える。 また主人公・シュピルマンにもヒーロー的な要素はなく彼のサバイバルをありのままに描いている。シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディは始終困ったような強ばった顔が印象的で、その演技によるところも大きいと思われるが本作は2002年カンヌ映画祭で見事パルムドールを受賞した。ブロディ自身によるピアノ演奏シーンは圧巻。 配給 : アミューズピクチャーズ 公式サイト : http://www.pianist-movie.jp/ ジャンル別一覧
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